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頭痛や首の痛み

長時間のデスクワークや、スマートフォンの普及により小さい画面に集中することで姿勢が前のめりになってしまい、眼精疲労や骨格のゆがみを伴います。
それにより、首や頭の筋肉が緊張してしまい疲労物質がたまることで、首の痛みや原因不明の慢性的な頭痛を引き起こしやすくなってしまいます。
最近では、ゲームを頻繁にする小学生のお子様も、頭痛がすると治療に来られるケースもみられます。

頭痛の症状について

日本人の4人に1人は、頭痛に悩まされているといわれています。
一時的に激しい痛みを伴うものもあれば、何年間も鈍痛が続くような痛みもあり大きくわけると、一次性頭痛と二次性頭痛とに分けられます。

一次性頭痛

他の病気を伴わない頭痛で、頭痛の9割はこの一次性頭痛です。

緊張型頭痛

日常的に発生するもので、長時間同じ姿勢や環境的ストレスから、筋肉が疲労し、血流が悪くなることでおこる症状になります。
疲労物質が溜まって筋肉が固まっているので、緊張した筋肉を鍼やマッサージなどで動かしたり温めることで改善していきます。

偏頭痛

血管拡張により、急に痛みが発生するのが片頭痛の特徴です。
緊張型頭痛と違い毎日続くような痛みではありませんが、圧迫された血管が、何かをきっかけに過剰に拡張してしまい、ズキズキと脈うつような痛みを引き起こしてしまいます。
鍼灸治療により効果的なツボを選択して治療をすることで、血管拡張を鎮めることができます。

群発性頭痛

季節の変化やアルコールの摂取により、片頭痛と同様に発作的に起こる頭痛です。
はっきりとした原因は特定できておりませんが、目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥が痛むといわれています。

二次性頭痛

脳や身体にある、何らかの病気が原因で起こる頭痛です。くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍などが代表的な病気としてあげられます。

 

首の痛みの症状について

首は、重さ約6~8kgある頭を支えるだけでなく、上下左右と複雑に動かすため、大きな負担がかかります。
首の痛みを放っておくと、肩こりや頭痛につながる危険性があるため少しでも異変を感じたら早めにご相談ください。

寝違え

寝具が合わない、無理な姿勢で寝たりすると、首筋や肩・背中などの筋肉に負担がかかり炎症がおこっている状態です。
原因や症状をきちんと特定し、鍼による鍼通電療法や、主義により可動域を改善します。

頸椎捻挫(むち打ち)

交通事故やスポーツなどで、頚椎に大きな衝撃が加わり、頚椎の椎間板と言われる場所や靭帯、周囲の筋肉を損傷することにより起きると言われています。

首のコリ

長時間のデスクワークや、車の運転で同じ姿勢を続けることで、首のコリにつがなります。
そのままにしておくと、頭痛やめまい、手のしびれといった症状につながる可能性があります。

 

日常生活の中でできる予防法

習慣となっている普段の生活を少し見直すだけでも、辛い痛みを未然に防ぐことができます。

予防方法としては、

  • 猫背にならないように、姿勢を常に意識する
  • 適度に休憩をはさみ、目を休ませる
  • ストレッチなどで筋肉の緊張をほぐす
  • 冷えや運動不足の解消

などがあります。

首のコリや頭痛の原因となる症状に対し一時的な改善ではなく、骨格のバランスの崩れを整え、固くなった筋肉をほぐしていきながら根本的な改善を行います。
状態の良くなった体を維持できるように、生活の中でできるストレッチや対策をしっかり指導いたします。